リテラル
数字の1や文字列”hello world”のようにRubyのプログラムの中に直接 記述できる値の事をリテラルといいます。
数値リテラル
Rubyはソースコード上に直接書かれた数字を数値リテラルとして処理します
リテラル値 | 内容 |
---|---|
123 | 整数(10進数表記) |
0d123 | 整数(10進数表記) |
-123 | 符号付整数(負数) |
+123 | 符号付整数(正数) |
123.45 | 浮動小数点数 |
12e-3 | 浮動小数点数(指数表記) |
0xffff | 整数(16進数表記) |
0b1011 | 整数(2進数表記) |
0567 | 整数(8進数表記) |
0o567 | 整数(8進数表記) |
?a | 文字aのコード |
?\C-a | Control+aのコード |
?\M-a | Meta+aのコード |
?\M-\C-a | Meta+Control+aのコード |
?\n | 改行コード |
文字列リテラル
シングルクォート’‘,およびダブルクォート”“でくくられた文字は文字列リテラルとして処理されます。&br()シングルクォートとダブルクォートの違いは主に2つあり、バックスラッシュ記法により、特殊文字を表現できるか、式展開が行われるかどうかです。
print 'Ruby\nRuby'
#改行されない
print "Ruby\nRuby"
#改行される
puts 'The answer is #{2 ** 8}'
#The answer is #{2 ** 8}
puts "The answer is #{2 ** 8}"
#The answer is 256}}
配列リテラル
配列リテラルは大括弧[]を使用し、要素をカンマ,で区切ります。
[1,2,3]
["Ruby","Python","Perl"]}
ハッシュリテラル
ハッシュリテラルは中括弧{}を使用し、要素はキー値=>値という風に記述し、各要素の区切りはカンマ,で区切ります。
{"Ruby" => 1,"Python" => 2,"Perl" => 3} }}
正規表現リテラル
正規表現リテラルは文字列を/と/で囲みます。囲まれた部分が文字列のパターンを示す正規表現オブジェクトになります。
/Ruby/ =~ "Perl Python Ruby"
#マッチした最初の文字の位置が数値が返されます
/Lisp/ =~ "Perl Python Ruby"
#nilが返される}}