Unityの概要とエディタ
概要
Unityとは、ユニティテクノロジーズが開発したゲームエンジンです。オブジェクトの配置や照明の設定、必要な機能の追加といった基本的なことを、Unityエディタで視覚的に行えるように設計されています。比較的簡単にゲーム開発が行えるように作られたゲームエンジンです。
特徴
- マルチプラットフォーム対応
- 2D、3Dの両方に対応
- VRにも対応
- プログラミングがしやすい
マルチプラットフォームに対応しており、2D、3Dゲーム
マルチプラットフォーム対応
PC、スマホだけではなく、家庭用ゲーム機まで幅広いプラットフォームをサポートしてます。
主なプラットフォーム
- PC
- Windows
- Mac OS X
- Linux
- スマートフォン
- iOS
- Android
- ゲーム機
- PS4
- Nintendo Switch
- Xbox One
- Steam
- VR
- Oculus VR
- PlayStation VR
Unityの用語
アセット
ゲームやプロジェクトで使用する画像や、音楽、動画といったメディアのデータを差します。アセットストアからコミュニティのメンバーが作成されたアセットを使用することも可能です。
プロジェクト
ゲーム全体を差します。
シーン
ゲームの画面単位を差します。
オブジェクト
ゲームオブジェクト。2Dだと、タイルマップやスプライトなど、3Dだと、キューブや地形、ラグドールなどがある。
プレハブ
ゲームオブジェクトをコンポーネントとプロパティ付きで格納できるアセットタイプ。プレハブはテンプレートとして使われ、シーン内に新しいオブジェクトインスタンスを作成することが出来ます
Unity エディタ
シーンビュー
ゲームを組み立てるためのメイン画面です。素材を配置してゲームのシーンを作成するのが主な役割です。ビュー上位のタブで、ゲームビューなどに切り替えることが出来ます。
ゲームビュー
ゲームを実行したときの見え方を確認する他、ゲーム時の処理スピードや、負荷のかかり方などを解析出来ます。
ヒエラルキーウィンドウ
シーンビューに配置したオブジェクトの名前を一覧で表示します。また、オブジェクト同士の階層構造を表示したり、編集したり出来ます。
プロジェクトウィンドウ
ゲームで使う素材を管理します。このウィンドウに画像や音声などの素材をドラッグ&ドロップすることで、Unityにゲームの素材として追加することが出来ます。
コンソールウィンドウ
プログラムなどにエラーがある場合、その内容が表示されます。またプログラムによって、任意の数値や文字列を表示させることが出来ます。
インスペクターウィンドウ
シーンビューで選択したオブジェクトの詳しい情報が表示されます。インスペクターでオブジェクトの座標・回転・スケールや色、形などを設定します。
操作ツール
シーンビューに配置したオブジェクトの座標や回転、サイズを調整したり、シーンビューの見え方を調整したりするためのツールです。
実行ツール
ゲームの実行や停止を行うツールです。